中学受験プロ家庭教師 横浜雙葉中学校の傾向と対策
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横浜雙葉中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

横浜雙葉中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。

受験の攻略ポイント

神奈川県の女子難関校。どの科目も、標準的な問題を難なく解けるようになるとともに、各科目それぞれ、横浜雙葉の傾向に合わせた対策を十分にしておこう。

算数 いくつかのルールを与えて、そこから条件に従って考えていく問題がよく出題されるため、対策が必要。
国語 最後の「自由論述問題」は、「自らの考え」を時間内に100字程度でまとめる必要があり、対策が必要。
社会 「自らの知識」を多角的に結びつけて考察することが求められる。時間と解答数を考えると「処理能力」も必須。
理科 やみくもな暗記は求められていないため、ある程度の知識を習得したら、計算・グラフ・記述の演習が必須。

算数の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
100点

本校の入試は、【大問1】の小問集合と【大問2】以降の大型問題に分けられる。小問集合では幅広い分野から出題されているが、大型問題では、速さなどのグラフに関する問題、図形・点の移動、数の性質、ルールにしたがって考える問題がよく出題されている。

2023年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算と小問集合 標準 16分
【大問2】点の移動 標準 13分
【大問3】数の性質 標準 13分

国語の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
100点

※本校は例年、「一般入試」、「帰国生入試A・B」という3種類の試験が実施されているが、ここは全て「一般入試」についての説明。


「論説文」(あるいは「説明文」)と「小説」(あるいは「随筆」)、「総合的知識問題」各1題の大問3題という出題形式が近年は定着している(2023年度も同)。本年度の「文章内容」は変則的で「小説」と「随筆」。文章量は6000~7000字程度(近年は増加傾向)、本年度は昨年度より減って約6700字。解答数は40~50程度(本年度は昨年度よりやや増加して43)。「解答形式」は、「選択肢」(「不適切」「複数解答」「組み合わせ」などあり)、「空所補充」、「抜き出し」、「脱文挿入」(本年度は未出)、「語句(漢字)記述」、「説明記述」(例年5~10問、本年度は昨年度と同じで4問)など。そして、本校の大きな特徴となっている「自由(考察)論述問題」。「自らの考え」を時間内に「100字程度」でまとめる必要がある(本年度は2問あり、「60字程度」と「80字程度」)。無論、「準備」なくしてはこなせない。また、「韻文」「文法」も含めて「あらゆる知識」が問われることも特色。「大人の語彙力」までもが求められ、一筋縄ではいかない。いずれにしても、本校に備えた「万全の対策」が必要になってくる。100点満点。試験時間は50分。

2023年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】「総合的知識問題」(「漢字のつくり」「音・訓読み」など) 標準 5分
【大問二】「小説の読解」(「自由考察論述」あり) 標準 20分
【大問三】「随筆の読解」(「自由考察論述」あり) 標準 25分

理科の攻略ポイント

試験時間:
40分
満点:
80点

物理・化学・地学・生物の4分野からの出題であった。近年の出題傾向を見ても例年4分野から出題されている。本年は、物理分野では「電熱線による発熱」、化学分野では「プラスチックについて」、地学分野では「星の動き」、生物分野では「食物連鎖」の出題であった。

思考力を必要とする問題や記述問題も含まれているが、標準的な問題が中心であり、基本をしっかり固めておけば正答できる出題が多くなっている。

2023年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】生物 食物連鎖 標準 10分
【大問2】化学 プラスチックについて 標準 10分
【大問3】地学 星の動き 標準 10分
【大問4】物理 電熱線による発熱 標準 10分

社会の攻略ポイント

試験時間:
40分
満点:
80点

※本校は例年、「一般入試」、「帰国生入試A・B」という3種類の試験が実施されているが、ここは全て「一般入試」についての説明。


「地理」「歴史」「公民」「時事」の全ての単元から、そして「考察問題」等が出題される。大問は3題(2023年度も同)。各大問は基本的には各単元対応だが、一部他の単元が混在するものや単元をまたぐ「総合問題」もある(本年度は「混在型」1題あり)。配点比率は「地理」「歴史」が高く(本年度は前者が35%、後者は25%)、「公民」「時事」が続き(本年度は前者が25%、後者は7.5%)、本年度の「考察問題」は7.5%。全解答数は40程度(近年は増加傾向で、本年度は45。要注意)。出題形式は、「リード文」や「単一テーマに関する説明文」があり(本年度は「リード文」未出)、それらに関するさまざまな「地図」「地形図」「統計資料」「模式図」「図版」「歴史史料」「写真」などからの、各単元に応じた「小問」が並ぶというもの(本年度は「地形図」「写真」は未出)。本校の特徴は、「事項等記述問題」(原則的に「漢字指定」)が多いことだ。また、「深知り知識」が求められる「難問」もある。さらに、近年は「思考力」が問われる「説明記述問題」が増加している(本年度は「説明記述」1問に加えて、「考察論述」が昨年度同様に2問出題された)。この傾向は定着した観があるので今後も要注意。いずれにしても、時間と解答数を考え合わせると、高度な「スピード能力」が必要になる。80点満点。試験時間は40分。

2023年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「歴史」(「考察論述」あり) 易(1問を除き) 17分
【大問2】「地理」(「考察論述」および「時事的要素」あり) 標準 12分
【大問3】「総合」(「時事」あり) 標準 11分

横浜雙葉中学校合格者の声

リーダーズブレインのプロ家庭教師は、お子さまのレベルやご希望にあわせて指導します。プロならではのノウハウでさまざまな課題を解決して志望校合格に導いてきました。

成績が上がっても下がっても冷静にでも明るく接してくれたおかげで、子供だけでなく親も安心して毎日の取り組みが出来ました。
家族だけだと冷静になれなかった所を手助けしてくれた先生に親子共々感謝しております。

Y.Sさんの保護者様

プロ家庭教師が合格をサポート

中学受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの中学受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の中学受験専門プロ家庭教師です

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トッププロ家庭教師

プロ家庭教師

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プロ教師対談インタビュー『中学受験生を伸ばすポイントは?』

豊富な経験から「合格までの最短距離」をプロ教師陣が語り合います。

伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。

学校 横浜雙葉中学校
偏差値 2023予測偏差値53(四谷大塚80%)42(サピックス80%)
併願校 洗足学園中横浜共立学園中頌栄女子学院中東洋英和女学院中中央大横浜中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低65%はクリアしよう。出身塾別で見ると、日能研が多く、サピックス・四谷大塚・早稲田アカデミーが続いている。
進学実績 お茶の水女子大・東京外語大・横浜市立大を始めとした国立大に20%、早稲田大慶應義塾大上智大に70%、MARCHに100%が合格している。
その他 高校での募集をおこなわない完全中高一貫校。神奈川の女子御三家のひとつ。
基本情報 所在地 〒231-8653 神奈川県横浜市中区山手町88
最寄駅 JR「石川町」徒歩13分・みなとみらい線「元町」「中華街」徒歩6分
連絡先 ℡:045-641-1004
沿革 昭和26年開校。
横浜雙葉中学校

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