横浜雙葉中学校の傾向と対策
横浜雙葉中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
神奈川県の女子難関校。どの科目も、標準的な問題を難なく解けるようになるとともに、各科目それぞれ、横浜雙葉の傾向に合わせた対策を十分にしておこう。
算数 | いくつかのルールを与えて、そこから条件に従って考えていく問題がよく出題されるため、対策が必要。 |
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国語 | 最後の「自由論述問題」は、「自らの考え」を時間内に100字程度でまとめる必要があり、対策が必要。 |
社会 | 「自らの知識」を多角的に結びつけて考察することが求められる。時間と解答数を考えると「処理能力」も必須。 |
理科 | やみくもな暗記は求められていないため、ある程度の知識を習得したら、計算・グラフ・記述の演習が必須。 |
算数の攻略ポイント
本校の入試は、【大問1】の小問集合と【大問2】以降の大型問題に分けられる。小問集合では幅広い分野から出題されているが、大型問題では、速さなどのグラフに関する問題、図形・点の移動、数の性質、ルールにしたがって考える問題がよく出題されている。
2024年度 第2回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問1】計算と小問集合 | 標準 | 14分 | ★ |
【大問2】規則性 | 標準 | 10分 | |
【大問3】平面図形 | 標準 | 20分 |
国語の攻略ポイント
論説的文章・文学的文章と知識問題各1題の大問3題という出題形式が近年は定着している。本年度の「文章内容」は変則的で「小説」と「随筆」。
文章量は6000~7000字程度で2024年度は約7500字。解答数は40~50程度。形式は選択肢・空所補充・抜き出し・脱文挿入・記述など。語彙力が求められる問題も多いので意識して覚えておきたい。
2024年度 第2回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問一】漢字・言葉の知識 | 標準 | 8分 | ★ |
【大問二】小説の読解 | やや難 | 22分 | ★ |
【大問三】随筆の読解 | 標準 | 20分 |
理科の攻略ポイント
物理・化学・地学・生物の4分野からの出題であった。近年の出題傾向を見ても例年4分野から出題されている。本年は、物理分野では「てこのつり合い」、化学分野では「燃焼」、地学分野では「月の動きと満ち欠け」、生物分野では「アサガオの発芽と成長」の出題であった。
計算問題や思考力を必要とする問題も含まれているが、標準的な問題が中心であり、基本をしっかり固めておけば正答できる出題が多くなっている。
2024年度 第2回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
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【大問1】生物 アサガオの発芽と成長 | 標準 | 9分 | ★ |
【大問2】化学 燃焼 | 標準 | 9分 | |
【大問3】地学 太陽の動きと満ち欠け | 標準 | 9分 | ★ |
【大問4】物理 てこのつり合い | やや難 | 13分 |
社会の攻略ポイント
地理・歴史・政治経済の全ての単元から、記述問題等が出題される。大問は3題。基本は分野ごとに分かれているが、一部混合問題となっているものもある。
問題数は40問ほど。出題形式は、リード文や単一テーマに関する説明文が示され、それらに関するさまざまな資料・図版などを用いて、各単元に応じた小問に答えていくというもの。近年は思考力が問われる記述問題が増える傾向にある。解答数が多めなので、スピードが必要である。
2024年度 第2回
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】歴史分野 | 標準 | 16分 | ★ |
【大問2】地理分野 | やや難 | 14分 | ★ |
【大問3】政治経済分野 | 標準 | 10分 |
横浜雙葉中学校合格者の声
リーダーズブレインのプロ家庭教師は、お子さまのレベルやご希望にあわせて指導します。プロならではのノウハウでさまざまな課題を解決して志望校合格に導いてきました。
成績が上がっても下がっても冷静にでも明るく接してくれたおかげで、子供だけでなく親も安心して毎日の取り組みが出来ました。
家族だけだと冷静になれなかった所を手助けしてくれた先生に親子共々感謝しております。
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中学受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの中学受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の中学受験専門プロ家庭教師です。
プロ教師対談インタビュー『中学受験生を伸ばすポイントは?』
豊富な経験から「合格までの最短距離」をプロ教師陣が語り合います。
伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。
学校 | 横浜雙葉中学校 |
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偏差値 | 2023予測偏差値53(四谷大塚80%)42(サピックス80%) |
併願校 |
洗足学園中・横浜共立学園中・頌栄女子学院中・東洋英和女学院中・中央大横浜中が多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 | 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低65%はクリアしよう。出身塾別で見ると、日能研が多く、サピックス・四谷大塚・早稲田アカデミーが続いている。 |
進学実績 | お茶の水女子大・東京外語大・横浜市立大を始めとした国立大に20%、早稲田大・慶應義塾大・上智大に70%、MARCHに100%が合格している。 |
その他 | 高校での募集をおこなわない完全中高一貫校。神奈川の女子御三家のひとつ。 |
基本情報 |
所在地 〒231-8653 神奈川県横浜市中区山手町88 最寄駅 JR「石川町」徒歩13分・みなとみらい線「元町」「中華街」徒歩6分 連絡先 ℡:045-641-1004 沿革 昭和26年開校。 |