問１　食べたものをからだに吸収しやすい形に変えることを消化という。

問２　写真だけでは判断しづらいが、説明文の「養分の吸収」より臓器Ⅰは小腸、「養分の貯蔵」より臓器Ⅱは肝臓と考えられる。血液は小腸から肝臓へ流れる。肝臓には養分の貯蔵の他に、胆液をつくる働きや、血液中の有毒な物質を無毒化する働きもある。

問３　だ液の働きについての実験に関する問い。

　　　でんぷんはヨウ素液と反応して青紫色に変化する。だ液の働きででんぷんが消化されると、ヨウ素液をつけても反応しなくなり、だ液が働かないとでんぷんのままなので、ヨウ素液との反応が起こる。

　　　実験の結果より、だ液は体温に近い温度では働くが、８５℃の高温や０℃近い低温では働かない。また、０℃から体温に近い温度に戻すと再び働くようになるが、８５℃にすると、体温に近い温度に戻しても働かないことがわかる。

　　　人のからだの働きに関する出題。特に、問３のだ液の働きに関する実験は、各校の入試でも頻繁に取り上げられる内容であり、ここで得点できなった場合は、テキストに戻って復習して欲しい。

問１　（１）グラフより、水の沸点は１００℃、アルコールの沸点は７８℃である。

　　　（２）沸騰は液体の内部から起こる。

　　　（３）記述問題。ガラス管の先を試験管に入れたままガスバーナーの火を消すと、フラスコ内の圧力が下がるために、試験管内の液体を急に吸い込む。

問２　（１）液体の体積を測る器具は「メスシリンダー」

　　　（２）アルコール１０㎤は８ｇ、水１０㎤は１０ｇなので、アルコールの割合は８÷１８×１００　の結果を四捨五入して、４４．４％。

　　　（３）１８÷１９　の結果を四捨五入して、１㎤あたり０．９ｇ。

問３　アルコールが燃えることによって、二酸化炭素と水ができる。二酸化炭素が水に溶けるために容器内の圧力が下がり、容器はへこむ。水の色に変化はない。

　　　水とエタノールの沸騰、実験の進め方等に関する出題。問２の計算問題は、四捨五入等の処理を落ち着いて行って欲しい。

問１　噴出したマグマは「溶岩」と呼ばれる。

問２　カンラン石を多く含む深成岩は、表よりハンレイ岩である。

問３　（１）ねばりけが強いマグマでできた火山の形と岩石を絵から選ぶ問題。表よりリュウモン岩である。

　　　（２）平らな形の火山はねばりけが弱いマグマでできている。表より、含まれている鉱物は、チョウ石・キ石・カンラン石とわかる。

問４　絵を見てカルデラができる仕組みを説明する記述問題。マグマが噴出した後の空間に上の土地が落ちてカルデラが形成される。

問５　小麦粉の割合が少ないものがねばりけの小さなマグマに相当する。

問６　雲仙岳（普賢岳）がねばりけの強いマグマの火山にあたる。

　　　火山に関する知識問題。問５はマグマのねばりけに関する実験に関する問いになっている。特に難しい知識は必要なく、得点をしっかり取りたい。ここで得点が伸びなかった場合は、火山や岩石に関する基本知識をもう一度整理して欲しい。

問１　１００ｇの棒を両端で支えているので、ばね秤は５０ｇを示す。

問２　ゴムひもにも５０ｇかかる。ゴムの伸びはかかる重さに比例する。

問３　（１００＋６０）÷２　よりゴムひもには８０ｇかかる。３０ｇ増えることにより、棒の位置は３ｃｍ下がる。

問４　６０ｇのおもりはすべてゴムひもにかかるので、ばね秤は５０ｇを示し、ゴムひもは１１０ｇの力で引かれる。

問５　６０ｇのおもりはからゴムひも側まで４０ｃｍ、ばね秤側まで２０ｃｍ４０：２０＝２：１　なので、ゴムひもにかかる力とばね秤にかかる力は１：２となる。

問６　おもりCの位置とゴムひもの伸びをグラフに表す問題。

　     てことゴムひもの伸びをテーマにした力のつり合いに関する出題。ゴムひもの伸びは、学習してきたばねの伸びと全く同様に考えればよい。棒の重さを考えるてこは、棒の重さと同じ重さのおもりが棒の重心（この問題では棒の中央）にあると考えればよい。